フォアス新灌漑水位システムとは
2016/01/11
フォアスの やっほー INEKARIKUNです。こんばんは!
このたび、、おいしいお米や大豆、麦づくりのために、またコスト軽減をはかるため、田んぼの水位調節システムの導入を決定、1月初旬より工事を始めております。
全国でもまだめずらしく、県内でも大規模に導入するのは、なかのたにがフォアス初なんです!なかのたにが組合員の農家の田んぼを全て預かっていますが、地耐力が小さく機械作業が困難といった田んぼがあります。
FOEASは排水と給水を両立した水位制御システムで、雨が降れば暗渠から排水し、晴天で乾燥が続けば地下から灌漑を行い、栽培作物に応じた最適な水位(地下-30cm~+20cm)を維持することで、湿害や干ばつ害を軽減し、農作物の収量及び品質の向上に寄与します。
中谷の六方銀米やコウノトリ大豆の他にも、大豆や小麦やそばなど全国各地の栽培試験で平均40%の増収効果が確認されているようです。
また、地下灌漑により乾田直播栽培における初期灌水が容易になり、一般的な移植栽培においても水管理労力の削減が可能となることから、低コストな稲作経営が実現できます。
さらに、適期での作付けを実現すると共に、降雨後の地耐力の回復が早いため、計画的な機械作業が可能となり経営規模の拡大にも寄与します。