コウノトリ心配しました
2017/07/24
私たちがお米作りをしている六方(ろっぽう)たんぼでのこと。今年もコウノトリがヒナを育てている巣塔のそばを通ってみると。。
ヒナが巣立ちできるまでのこの時期は、親がいつも外敵(雨、風、カラス、巣塔の横取りをするコウノトリ、ひなを狙うコウノトリなど)から守るため、お母さんがそばにいてヒナを守り、お父さんが餌を必死にあつめて持って帰る光景が見られるのですが、
この日は巣塔にヒナだけが。。
どうしたことかと心配になり、少しのあいだ観察しました。カメラの望遠遠で何度見ても、ヒナが動いていないようにみえる。。暑いはずなので、たまには顔の向きをかえるくらいのことはするはずなのに。
まさか。。。親はどこにいるのかとあたりを見回すと、100メートルほど離れた電柱で巣塔の方をみている。。
巣塔のひなはまだ、動いているようには見えない。
待つこと15分。
親が電柱をはなれた。とおもったら巣塔にかえった。どうなんだ!
するとお父さんコウノトリもどこからともなくかえってきた。
どうするのかとおもって手に汗をにぎりみていると、
親がそろってクラッタリング!
そしたら、ひなが立ち上がった!
よかった よかった。
後でコウノトリ郷公園のホームページをみると、この日の私が通りかかる少し前にヒナの足に識別用のタグをつける作業をしたとの記録がありました。
もういつもお世話になっている郷公園の皆さんはよくわかっているはずで、ヒナにタグをつけてもらうあいだ、親がはなれていただけだったんだ。
ヒナも少し違和感があってじっとしていたんだろうね。
そうだったのかぁ。安心してその場を離れ事務所に戻りました。
巣立ちはあと一ヶ月くらい後かな?
豊岡の夏の祭り やなきまつりのまえかなぁ。