食の安全ー 登録検査員
2018/09/23
農産物 登録検査員 は、
農産物検査法 に基づく 登録検査機関 で、 農林水産大臣登録 の 農産物 検査員 として、農産物を厳正に検査します。
お米を消費者のお客様に販売しようとすると、どこかで検査したものでなければ販売できないのです。
お米など農産物の多くは、その品質を証明するだけの基準を認識している、正しい等級判断ができる 登録検査員 が検査して等級を判断しています。
兵庫県では、26年6月現在、およそ60弱の登録検査機関があり、中谷農事組合法人はそのうちの1機関。
近隣の農家さんから持ち込まれたお米も検査できます。登録検査機関のほとんどが各農家さんのお米を貯蔵、販売するJAさん。
県内で600人ほど検査員がいるようですが、中谷農事組合法人は、現在、3名の検査員(組合長と、ひさちゃんと、哲ちゃんと、えいさくちゃん)がいて、お米の善し悪しを判定してきました。
食の安全がますます危惧されるこのご時世、それはそれは、年々厳しくなってきているようです。
悪質などひどい例では、登録検査機関抹消などのペナルティもあります。
だって、中谷農事組合法人で1等と検査したお米がどこか他のところで これは2等だ というようなことになったら困りますからね。監督官庁へ、検査内容や数量など報告もします。
その難関、登録検査員の資格取得を目指して、今月、中谷農事組合法人の明美さんが、2週間ほどのスケジュールで、神戸で勉強し、難しい難関を突破して合格しました。 おめでとう!受けに来ている女性はたったの2人だったそうです。
彼女は、もう20年以上になるかな?
事務ですが、中谷農事組合法人の農業、お米を見てきました。流れや、善し悪しの判断もできるだけの経験があった事もよかったのでしょうが、なんと合否の発表で名前を呼ばれて、あとこれだけあっていれば、100点満点だとほめていただいたというほどの成績だったと聞きました。
彼女曰く、単純な間違い、ある問題の答えを否と書くべきところを不と書いたそうです。 おしい!
これで、中谷農事組合法人の 検査員 は5名。
より多くの品質が判定ができる 検査員 を常駐し、さらに安心安全なお米をお客様にお届けします!