しろかき-代掻き の説明
2020/11/09
しろかき-代掻き の説明
今年も美味しいお米をつくるため!なかのたにの 代掻き が始まりました。
この写真は、田んぼに水を張り、横幅3メートル40センチのウイングハローを装着したトラクターが作業開始しようとしているところの写真です。
きょうは、めずらしく、農作業の説明、代かき(掻き)について説明したいと思います。(農機具の宣伝ではありません。)
代掻き:田起こし後に田に水を張って、土を細かくくだき、かき混ぜ、田の表面を平らにする作業。(均一に田植えが出来るように)
1.苗を植えやすく、苗の活着と発育を良くするために
2.土の表面をならして苗がむらなく生育するように
3.藁・雑草・元肥を混ぜ込む
4.雑草の種を深く埋めて、雑草を抑える
5.有害ガスを抜く
6.有機物の腐熟の促進 微生物が活性し、春先の時期に適しています。
土が柔らかく苗の活着が良くなる程度になって、水を張った時にゴミが浮かず、均一になると 代掻き 作業はおわり。
実は、代掻きはトラクターを買ったらついているロータリーでも代掻きは可能ですが、これは、撹拌するのが目的で藁などを土の下に押しこむことが出来ない(雑草の発芽増/病気になりやすい)し、きれいに代掻きするのに技術が必要です。
幅広で作業が効率的になることもあって、なかのたにでは、代掻きに使用する専用アタッチメントのドライブハローを使っています。トラクターに標準でついているロータリーに比べて、グルグル回転する刃の直径が小さく、また回転刃の数が多くて、ロータリーより幅が広いものです。大型スプリングレーキ(ほうきのような)、レーキ下部のスプリングレーキの2段で、きれいな埋め込みができます。
また、スイングラバーといって、トラクタの揺れや傾きに対応して作業面の均平性をしっかり確保する機能があったり、耐久性に優れた厚手のゴムで、代掻き作業と同時に高い所の土を低い所へ土の移動を可能にして圃場の凹凸を素早くならす機能もあります。
まず荒 代掻き を一回り、そしてさらに仕上の 代掻き ・・と2回は代掻きをおこないます。そのあとは田植えという段取りになります。
幅が、3メートル40センチもあったら、道を走れませんよね。そのときは、無線リモコンでコウノトリの羽根のようになったトラクター左右に出っ張ったウイングをたたむんです。
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