農業は草刈との戦いです。
2018/11/18
発売まではと黙っていましたが、中谷農事組合法人の草刈りの取り組みがちょっと変わっていると言うことで、2月に月刊現代農業という農業者が読む専門誌の別冊の取材をうけました。農文協さんというところから取材にみえて、組合長と一緒に1日がかりで。
素朴な疑問から、そのときの環境と目指すところをはっきり認識してとりくんだ結果なので、全国の方たちにも参考にしていただけたらとおもいます。
ちょっとだけ紹介。
どうせ1週間したらまた生えてくる草刈りに、組合員で分担してみんなで忙しい仕事の合間、せっかくの休日にしんどい思いをして、すごい費用がかかってる。お金をあぜに撒いているようなもの。組合は、64haもの田んぼがあってとてもではない。暑い日でもその日しかなければ、全国最高気温を記録するほど暑い豊岡で日中に作業しなきゃ終わらない。倒れちゃう。他の近隣の農業者は草刈りと言ったら、あさ日が昇る前、沈む前のしごと。
それでいて、他の地域にある手が回らない田んぼの部分では、中谷の組合が管理している田んぼは、まだ草があるなぁと言われたりして、信用問題にもなりそうだったのです。
特に、中谷農事組合の場合、無農薬や減農薬のお米、大豆づくりを大きな面積でつくっているので、除草剤を使わずに栽培しますから、草がよく伸びます。でも、高齢化がすすみ、こんなことをしていたら若い人にどんどん負担がかかってくる。
その作業を、なんとか楽に、いいえ、楽しく、安く、それでいて信用を取り戻す方法。これを考えたのです。なかのたにだからできることだ ったかもしれません。
そんなコスト削減の方法が、回り回ってお客様にできるだけお安くお求めいただける努力だったりするのです。
村のみんなで協力して作るお米 コウノトリ舞い降りるコシヒカリ 六方銀米です!
あとは、本屋さんでね。
5月1日 季刊 地域 農文協(農山漁村文化協会)