お米の通販なら9割減農薬コシヒカリの中谷農事組合!
環境に配慮してつくる、驚きの粘りと香りがするおいしいスーパー減農薬特別栽培のお米です。なかのたにの村のみんなで力を合わせて作る安心安全なお米です。
どんな環境のどこの田んぼで、誰がどんな農法で作ったのかはっきりしているところから、直接通販でコシヒカリを安心して安く早くお求めいただくこと。
これが、まず私たちのお届けする安全安心です。リピータファンも多く評判です。
お問い合わせなど、ご遠慮なくお電話ください!0120-288-442へどうぞ!

これぞ、多面的機能支払。楽に安くきれいに!だからお求め安い!
草刈りをなんとか楽に安くきれいにできないか若手が会議して結成。草刈隊、草刈タイ!
それは、平成21年の春の組合長の思い。
農業政策も毎年のように変化しており、これまでよりも、より一層中谷のみんなとのつながりを強化していかないと厳しい農業が続く。
これまでは、過去に自分で田んぼを作ったことのあるものが定年を迎える年になってから引き継ぐ形だが、これからはこの形が続けられるかどうか、経営面を若い柔軟な人にも考えはじめてもらいたい。
そして組合員や組合員の家族の中から、いつも仕事で忙しくしていて夜遅く帰る働き盛りのある年齢層のメンバーたちが集合。組合長が進めるのではなく、現状認識からはじめようと思いましたが、他の誰もが農業をほとんど知らない。予備知識も人それぞれで。。ただ、市役所、教員、銀行、スーパーバイヤー、販売、経理、人事などの経験をつんだ民間企業経験者、自営業とすばらしい面々。
最初は誰もが、今年から田植えや稲刈りを手伝わされるか、とおもったのが本音だっただろう。
思いつく事からランダムに自由に意見を出し合った。近くのPR上手なところが実践している田んぼの中にコウノトリなどのイメージを書いて、見に来ていただく。これからは災害に強いバイオに着目してビルの中で作物のバイオ活用などなど。ところが問題点いった観点からの意見を聞くと、自分の持ち分相当の田んぼを毎年年4回草刈りすることが当たり前になっているが、忙しくて休みを取れない人も。これからは高齢者だけになる組合員も出てくる。そんな方にも公平にといって労力を強いる事のないようにしていかないといけないし、脱落した人の分も再割り当てされるようなことでは困ってしまう。今以上田んぼが増えると無理になる、という意見が出ました。 確かに中谷農事組合法人は、ほとんど全てが減農薬や無農薬の作物ばかり。コウノトリ舞い降りる田んぼのコシヒカリ六方銀米をたくさん作っていて、コウノトリとの共生を掲げる以上、除草剤をつかったり、畦をコンクリートにするなどの方法はとれない。農薬は最低限の使用にとどめているため、他の生産者よりも草刈りに苦しんでいる。それがうまく進んでいないと、隣の田んぼの生産者に迷惑をかけてしまう。草刈をちゃんとしないとお米が害虫被害を受けてしまい、品質が落ちるのです。
なかのたにでは、他の生産者同様一人一人が草刈作業。草刈りの労賃に毎年数百万かけているのが実態だった。どうせ一週間すれば生えてくる草、田んぼの畦にお金を撒いているようだ。
では、ふるさとを守りながら、草刈りする人が楽に、また高齢者に配慮して、近隣からの信用を落とさずに、コスト低減がはかれる方法はないか?
多くの人が、草刈り、農業というものはこういうものだ。機械を買うと高価だと思いためらった。それが当たり前になっていた。
ただ、なかのたになら、なかのたにだから、できることがあるんじゃないか。そこでそれをテーマに実際に試算した。いままでは、個々の都合の良いときに一部ずつ草刈りをしていたが、どんな機械を用意して、いくら使えば、一度に何人でどの面積が処理できるか?幸い中谷の圃場は、3反から大きい物は15反分が1枚の田んぼ。見通す限りなかのたにの田んぼのような作業性よい良い圃場はなかなかないはず。
これならいけると試算したのが始まり。
実際に区民のみなさんに集まっていただき、説明会をもち、手を上げてもらう草刈隊入隊希望を募ったところ、組合員ではない若手も手を上げてくれた。すごくうれしかったし、6年たったいまでも事情ある方以外の脱退はない。これがなかのたに。
年間予定を組み、年に5回の作業日を設定、村のみんなで里を守る活動を支援する農地水(多面的機能支払)資金を活用し活動人件費を捻出、機械化するために組合でトラクターモアを購入、軽トラック、自走式の草刈機、替え刃、燃料借上料フルセットを借り上げ料とした。みんなの協力で年々、早く、安く、楽に、綺麗になり、若手も協力、高齢者に優しい活動となっている。このことは、平成27年11月、農業月刊専門誌を発行する農山漁村文化協会の雑誌にも載り、現代農業にも取り上げていただき、有料DVD草刈編で全国農業者へ紹介されるまでになった。
28年に入ると、その草刈りのレポートをご覧になった各地の農業者の団体から視察申込が次々と。全国の農業者に環境をまもり、私たちのところから巣立ったコウノトリがそこでも棲めるようになればと。私たちの目的は、コウノトリ舞い降りるコシヒカリをお客様にできるだけコストを下げて安くお求めいただいて、そういった農業の意義を理解していただき、美味しいと言っていただくこと。
農業は草刈との戦い、なかのたには、さらなる改良を繰り返す!時給単価も大幅アップ、こうなってくると、今後は息子や女性からも隊員参加が期待できる、これぞまさに、多面的機能支払!!
そして、もう一つ、若手からの意見が会社としての方向を良いサイクルへと動かしはじめた。
いくら株式会社ではないからといっても、中谷の取り組みを後世に継続させようと思えば、売上を上げること、原価、経費を下げることが大事。経営の基本に立ち返り、それらを再点検しようと試みた。
私たちは、ずっと中谷のお米を食べて育ってきて、親からはうちの米が一番おいしいんだぞ。と伝えてられてきた。でも、昔のレストランのように、箸からぽろぽろ米粒が落ちるようなご飯はない。おかずが美味しければ、食卓が家族と一緒で笑顔なら美味しい。それは汗をかいて自分の作った米だからなのか、とおもう事も。でも、一体どんな違いがあるのか、食べてみて違いがわかるのか実際にやってみようという意見から、有名コシヒカリブランド、コシヒカリ以外おこめ、ブレンド米など6種類ほどで炊き比べして試食をした。若手にとっては食べ比べすること自体がこれまでなかったことでした。
そこで気付いたこと。それは六方銀米がまったく別物であったこと。驚きの粘り、炊きあげたお米の香り、冷めてもおいしくて。奥さんにも集まっていただいて同じ試食会をしました。
それでも自信が持てない私たちは、全国の消費者にサンプルを配布してモニターの意見を集めました。いつもこだわりのお米を食べていらっしゃる方ばかりなので、結果を戴くまですごく心配しましたが、結果を集計すると、なんとみなさんに高得点をつけていただきました。
こうして自信をもって販売できることに気づき、平成22年、インターネット販売に踏み切ったのです。それ以来2年連続で、年々数多くのご注文を戴くようになりました。単発でご注文のお客様には通常販売分が途中で完売してしまいご迷惑をおかけしてしまったこともありましたが、いまではつぎつぎにとどくお客様の声を励みに、六方銀米の田んぼも増やすことができ、順調に販売中です。こうした取り組みの積み重ねで、お客様に納得品質の六方銀米を、安価に早く間違いなくお届けできるのです。